髭が濃いと手入れが面倒ですよね。特に忙しい朝に時間をとられ毎日面倒に感じている方も多いのではないでしょうか。夕方になって青髭が目立ってきても出先で剃り直せなかったりするのもストレスを感じますよね。

髭を薄くする方法はいくつかありますが、「ホルモン注射で髭を薄くできる」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。髭は男性ホルモンが多いと濃くなるという話も聞きますし、注射で簡単に薄くできるなら試してみたいものですよね。

今回は、ホルモンと髭の関係、ホルモン注射で髭を薄くできるのかについて紹介していきます。

ホルモン注射をすれば髭は薄くなる?

人は体内の男性ホルモンが多いほど髭が濃く太くなります。男性は女性と比べて女性ホルモンの量が少なくいので、女性ホルモンを注射することによってホルモンバランスを変え、髭を薄くすることができます。

ですので、女性ホルモンを入れたら徐々に髭が薄くなっていくのは事実です。しかし、人間のホルモンはものすごく微量なバランスの上に成り立っています。注射などで大量に「本来あるはずのないホルモン」を入れてしまうと、体のバランスが崩れてしまいます。

もともとホルモン注射は、主にニューハーフの方や、性同一障害の方などの治療使われます。

多くの病院ではホルモン注射をする場合、血液や尿などの検査を行いながら、体の状態を見ます。病気や疾患などがない場合のホルモン注射は保険適用外で10割負担となりますので料金についてもかなり高くなります。

性適合手術などを考えている場合や、医師から指示された場合は別ですが、男性が女性ホルモンを人工的に入れる場合、胸が膨らんできたり男性器の萎縮などの副作用があります。

ですので、髭を薄くするためだけに、ホルモン注射を行うのは現実的ではありません。髭の濃さをコントロールする方法はホルモン注射以外にもたくさんあります。

ホルモン注射以外で髭を薄くする方法

ホルモン注射は副作用が強くおすすめできませんので、その他の方法で髭を薄くする方法をご紹介します。

正しい方法で髭を剃る

濃い髭には3枚刃以上のカミソリがベストです。敏感肌の方はジェルタイプのシェービングフォームよりも泡タイプを使用しましょう。刺激が少なく肌を痛めません。

正しい剃り方ができていないと、表面がプツプツ赤くなったり、青髭になったりなど、清潔感がない印象を与えてしまいます。少しでもキレイに見せるためには毎日の髭剃りに使うカミソリ、シェービングフォームから見直しましょう。

「大豆イソフラボン」を含んだ食べ物を摂る

納豆や豆乳などに含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンであるエストロゲンによく似た働きをすると言われています。加齢によって女性ホルモンが減少することで起こる「更年期障害」にもよいと言われており、髭を薄くする効果もあります。

食事で摂ることが難しいようであれば、大豆イソフラボンを含んだサプリメントも利用するという方法もありますので、積極的に摂取することを検討しましょう。ただし、効果には個人差があり必ず髭が薄くなるとは限りません。また効果が出るまで1年以上必要など時間がかかる場合もあります。

サロンやクリニックで髭脱毛する

確実に短期間で髭を薄くしたいなら髭脱毛がおすすめです。顔全体が青くなってしまうような、濃い髭でも薄くすることができます。サプリメントの効果が出るまで待てない方や、確実性を求める方にはプロの手による脱毛がベストです。

髭脱毛は、髭の濃さにより2か月~半年など一定期間が必要ですが、サプリメントに比べればかなり短期間で薄くすることが可能です。ほとんどの脱毛サロンで無料カウンセリングや体験脱毛ができ、自分の髭を薄くするためには、どのくらいの期間が必要かを教えてくれます。

髭は全部なくなってしまうの?と不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、どの程度脱毛するか自分で選ぶことができます。ツルツルにすることもできますし、ほどよく薄くすることもできます。まずはカウンセリングを受けてみましょう。

また、メンズエステに通うのが苦手という方は、髭にも使える家庭用脱毛器ケノンがあります。ケノンは脱毛サロンの機器とは異なり、エネルギー出力が低いですが一度買ってしまえば追加で費用がかかりませんし、時間を気にせず家でゆっくり施術を行えます。サロンやクリニックに通うのが恥ずかしい方にはおすすめできる脱毛方法です。

まとめ

男性である以上 髭は生え続けますが、ホルモン注射で髭を薄くする方法はデメリットが大きすぎてまったくおすすめできません。

髭の成長を遅らせたり薄くするためには、毎日正しく髭剃りを行うこと、食事やサプリメントでホルモンバランスを調整することが重要です。短期間で確実に効果を出したいなら脱毛一択です。

濃い髭を薄くする方法は髭脱毛